The die is cast.
ファンレターへのお礼状発送について
2016-12-21 Wed 18:00
『風歌封想』のあとがきで告知した通り、
久しぶりに、頂いたファンレターへのお礼状を作っています。
(2014年の春が最後なので、実に3年ぶり)

今までは手作りでしたが、
今回は業者に注文して、少しグレードアップした物をと考えています。
ただ、未だデザイン案と共に思考錯誤中なので、どうなるかは分かりません。

前回のお礼状を発送して以降に届いたファンレター、
(講談社に送ってもらった物や、イベントなどで頂いたお手紙、年賀状なども含め)
すべてにお礼状を発送する予定でいますが、
何しろ3年振りなので、少し前に送って下さった方の中には、住所が変わった方もいると思います。
そもそも、住所が書いていない。
ペンネームしか書かれていない。
という方もいらっしゃいます。
(親元で暮らしている方には、ペンネーム宛ての手紙が届く……という悲劇が、過去に何度が起きています)

住所、お名前など、不安な方は、
メールフォームより、正しいものを教えて頂けたら嬉しいです。


まだ数えていませんが、2、300通は作ることになるので、
実際にお届け出来るのは、もう少し先になりますが、
何とか来年の早いうちに、
(具体的には確定申告の前に……)
送れるよう、準備を進めています。


ファンレターは本当に励みになるし、とても嬉しいので。
これからもお礼状を作っていきたいのだけれど、物理的な時間の問題で、今回が最後になってしまうかもしれません。
少し多めに作って、近々に届いたお手紙には返事を出したいと考えていますが、残念ながら……という場合には、申し訳ありません。
(少なくとも一月末までに送って頂いたお手紙には、お返事を出したいと考えています)


もう少ししたら、新刊のお知らせも出来ると思います。

それでは、また。
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電撃大賞に出席してきました。
2016-11-12 Sat 16:00
先日、第23回電撃大賞の授賞式に出席してきました。
僕は第16回の受賞者なので、自分の回から数えると、もう8回目の参加です。
時の流れが早い……!

小説、イラストに続き、コミック部門も統合されたことで、授賞式の時間が長くなり、
そんなこともあって、式後のパーティーから参加する作家さんもちらほらいらっしゃるのですが、
「今、来ただろ! 美味しいご飯だけ食べに来ただろ!」みたいな。
僕は比較的真面目な人間なので、いつも受賞式から出席しています。
(式に出ないと、受賞者さんの顔と名前が一致しないですし)

今年はコミック、イラスト共に、女性の受賞者が大半を占めていました。
しかし、小説部門は例年、男性が多数派となります。
メディアワークス文庫が出来た僕らの年と去年は、3人女性がいたけれど、それでも男性の受賞者の方が多かったです。

ところが、今年、ついに、そのバランスが崩れることになりました。
8人の受賞者の男女比率が、5:5だったのです。
小説大賞としては最多、四人の女性受賞者が誕生していました。
メディアワークス文庫を狙った応募が増えているからでしょうか。
(今年も4人の内、実に3人がMW文庫デビューのようです)
多様性に富んでいるのが電撃大賞の良いところなので、きっと、好ましい流れなんだろうなと思いながら壇上を見ていました。



紹介が遅くなりましたが、今年の受賞作は<こちら>からチェック出来ます。
今年も発売がとても楽しみです。

どこまで発表されているか分からないので、言って良いことなのか分からないけど。
去年に続き、今年も刊行月に新しい工夫が生まれていましたね。
(2年前までは、基本、受賞作は同時発売が多かった)
どんな風に書店で展開されていくのか、それを見るのも楽しみです。


パーティーでは、なるべく受賞者さんにご挨拶しようと思っているのですが、
7年作家を続けてきたことで、
拙作を「読みました!」と言って頂く機会にも、時々、恵まれるようになりました。
もちろん、それは、とても嬉しいことなのだけれど。
今年は初めて経験した衝撃がありまして……。

「高校生の時に読みました!」

と、言われた時は、思わず遠い目をしてしまったというか。
え、君、幾つ……?
逆に、俺、幾つだっけ……?
となって、咄嗟に頭の中で計算が出来なかったというか、
冷静に考えたら、若い受賞者さんなら、そういうことも有り得るんだろうけれど。
僕はまだ新人気分が抜けきっていないので、嘘だろ……と耳を疑うことになりました。

「高校生」でも衝撃だったので、
今後、もしも作家さんに「中学生の時に読みました」とか「小学生の時に読みました」なんて言われる機会があったら、血を吐く気がします。



よく分からないことを書き連ねてしまいましたが。
そして、最後になりましたが。


電撃大賞、受賞者の皆様。
この度は、本当におめでとうございました!!

これから、どうぞ、よろしくお願い致します!
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デビュー五周年&新刊告知
2015-01-25 Sun 22:30
本日2015年1月25日で、デビューから丸五年となりました。
早かったような気もするし、とても長かったような気もするし、とても濃厚な五年間だった気がします。

デビューの頃に先輩作家さんに言われた言葉に、
「一年で二割が、三年で五割が、五年で七割が消える」
というものがあります。
書き続けていける人は限られるという趣旨の話なわけですが、実際に五年経って、同期を見まわしてみると、半分以上の方が書き続けているように思います。
ただ、出版不況で書店が続々と閉まっていく時代ですし、電撃の作家はともかく、世の中を見まわしてみたら、やっぱり言われた通りなんだろうなという気もします。
自分が過去に応募していた新人賞(他社の一般文芸)からデビューした作家さんのその後を追ってみても……


15冊も本を出せた現在の状況は、本当に幸福なものなのだろうと思います。
夢だった単行本(命の後で咲いた花)も出せました。
何度かメディアミックスの話を頂き、そのどれもが素敵な形に結実したことも幸運だったと思います。
(善意が成功に結び付くとは限らないので)


目標みたいなものは、ころころと変わっていくものですが、ひとまず今の目標は、もっと早く書けるようになることです。

書きたい物語があっても、作家になったばかりの頃は、
自分には無理だろうと諦めることもあった(技術、技量的な問題)んですが。
最近の本たち、
『命の後で咲いた花』の教育学部や医療現場の話。
『ノーブルチルドレンの追想』の海外の話。
『サクリファイスシリーズ』の離島の話
『未来線上のアリア』でのSF世界。
この辺りは、知らない世界を調べることで、形に変えていけた物語だったので、自信になったと言うか。
自分の中にない世界でも、取材を通して描いていけるんじゃないかと思えるようになりました。
多分、それがこの2、3年で起きた一番の変化で。
書けるんじゃないかと思う世界が増えたことで、より一層、多くのアイデアが湧いてくるようになりました。

せっかく書いて良いと言って頂ける状況にいるわけだし、そもそも書きたい物語だって、こんなに沢山あるわけだから、もっと早く書けるようになれたら良いな、と。
五年間、年三冊ペースでやってきたけれど、今年は少しギアを上げて、四冊くらい出せるペースで頑張れたら良いな、と。
そんなことを思うのです。

出来るかは分からないけれど。
気持ちとしては、そんなことを考えながら迎えた五周年でした。



五周年の節目の月に、新刊を発売することは出来ませんでしたが、
今月のMW文庫に入っていた折り込みチラシにて、新刊が告知されました。

新刊のタイトルが『レッドスワンの絶命』であること、それが青春小説であることは、
『アリア』のあとがきに書いた通りですが、ようやく続報が出ましたので、こちらでもお知らせ致します。

二年前に出版した初めての単行本、『命の後で咲いた花』は3周年記念作品として発売されたわけですが、これから発売される『レッドスワンの絶命』は、5周年記念作品となります。
発売は3月で、再び、大好きな単行本の形で出版出来る運びとなりました。



告知されたあらすじを、ここでも書いてみます。
こんなお話です。


新潟屈指の名門、赤羽高校サッカー部『レッドスワン』は、廃部の危機に瀕していた。
しかし、チームが廃部寸前に追い込まれたその時、救世主が現れる。
絶命の運命を覆すため、少年たちの最後の闘いが今、幕を開ける。



僕がサッカーを愛していることは、拙作を読んだことのある方には伝わっている気がするのですが、
(何しろ大人になってから、サッカー&フットサルだけでも3回骨を折っていますし……。)
今回、とうとうサッカーを題材にした小説を書くことになりました。
舞台は高校サッカーです。

サッカーは1チームが11人の、しかも流動的なスポーツです。
とてもじゃないですが小説には出来ないだろうと、ずっと考えていました。
それこそ10年くらい、そう思い込んできました。
自分がサッカーを愛しているからこそ、納得出来ない形で描くなんて、絶対に考えられないことだったからです。

しかし、これしかないだろうという解法を見つけ、
どうしても届けたい物語が生まれ、
ついに書くに至ってしまいました。

また、告知された通り、
今回、再びイラストをワカマツカオリ様が描いて下さいます。
物語と共に、そちらも存分に、正座をしつつ、お待ち頂けたらと思います。



『レッドスワンの絶命』は、高校生の部活動を主題にした青春小説です。

僕は小学生の頃から小説家になりたいと考えていましたが、どんな物語を書きたかったのかと問われるならば、それは、即答で「友情の話」でした。
プロになってからは恋愛小説を書く機会が多かったものの、今でもその気持ちは変わっていません。

3周年記念の『命の後で咲いた花』は<恋愛小説>でした。
そして、
5周年記念の『レッドスワンの絶命』は、<友情の物語>になっています。


発売までは、まだ二ヶ月ほど間がありますが……。

『レッドスワンの絶命』が一人でも多くの方に届いてくれたら嬉しいです。

五周年

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2015-01-01 Thu 00:00
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