The die is cast.
『初恋彗星』のお話
2010-05-16 Sun 00:56
『初恋彗星』の見本誌が届きました。
表紙は公式HPなどでも確認出来るわけですが、口絵も素敵なので、皆さん楽しみにして下さい。
正直、リアルに涙を流さざるを得ないレベルなので。

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それではあと10日ほどで発売となった『初恋彗星』が、どんな話なのか。
これから、どんなことをやっていきたいのか、少しだけ書いてみたいと思います。


『初恋彗星』の主人公は逢坂柚希(あいざか・ゆずき)という男の子です。
ヒロインは二人いて、
転校生の舞原星乃叶(まいばら・ほのか)
幼馴染の美蔵紗雪(みくら・さゆき)
という、あらすじにも登場する二人の女の子たちです。

舞台は山梨県の地方都市。
時は日韓ワールドカップのあった西暦2002年。
転校生の星乃叶がある事件を引き起こそうとしたところから物語はスタートします。


『蒼空時雨』の人物紹介では、舞原零央(れお)が主人公として表記されているのですが、
今作のヒロイン、星乃叶は零央のいとことなります。

また、
『蒼空時雨』は「雨」をモチーフとした物語でしたが、
今作では「星」をモチーフとしています。
タイトルにも「彗星」と入っていますしね。


「雨」や「星」といった花鳥風月をモチーフにした小説の構想が僕には幾つかあって。
三冊目以降も、その構想で書いています。
『蒼空時雨』の中で名前を登場させた舞原家の面々が主人公になったり、それに近しい場所に位置することになります。

これから出版されるのは「星」のお話ですが、別のモチーフの小説も出版することが当面の目標でしょうか。

頑張って担当編集さんより、
「よし、これは読者に届けましょう」
というゴーサインをもらえる素敵な作品を作りたいものです。



そう言えば、『蒼空時雨』が群像劇だったこともあり、もっと一人一人の人生を書き込んで欲しかったという感想ももらったんです。
これって喜んで良いことだと思うので、喜んでみました。
だって、登場人物に感情移入をしてくれたから、もっと深く読みたいと思ってくれたのだと思うので。

『蒼空時雨』が発売された頃に最終原稿になっていたので、意図したわけではないんですが、『初恋彗星』は群像劇ではありません。
主人公の視点で、しっかり彼らの人生を追っていますので、きっと『蒼空時雨』とは一味違う感覚で楽しんでもらえると思います。

一冊読みきりの完結した物語となっております。
甘かったり、痛かったり、切なかったりする、青春小説です。

ぜひ、星空の美しい初夏の夜のひと時に、読んで欲しいなぁと思います。
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