The die is cast.
ファンレターへのお礼状を発送しました。
2014-05-07 Wed 22:38
先月末、この一年間に頂いたファンレターへのお礼状を発送しました。
簡単なお礼状で申し訳ないのですが、少しでも感謝の気持ちをお伝え出来ていたら幸いです。

お手紙が編集部に届いてから、僕の下に発送されてくるまで、タイムラグが存在しています。
大抵、月に1、2回届くのですが、ある程度まとまってから送って頂いているようです。

時々、何故か数ヶ月前の消印のお手紙が送られてくることもあります。
お手紙を管理する場所が、編集部に複数あるのでしょうか。
(謎です)
そんなわけで、お手紙を出したのに返信が来ない……という場合もあるかもしれません。
そんな時は来年までお待ち頂けたらと思います。



久しぶりにファンレターで頂いた質問に回答します。
質問に答えるのは数ヶ月振りかなと思い、過去の記事を確認したら、ちょうど一年振りでした。
時の流れの早さに一瞬、本気で戸惑いました。

一年前に質問をして下さった方もいると思います。
既に僕の本を読んでいないとか、ブログを訪れることもない……という方も多くいると思います。
ですが、せっかく頂いた質問なので、一つずつ回答させて頂きます。



ちなみに、少し前に電撃大賞のHPで<出身作家インタビュー>に答えました。
小説執筆に関する質問は、そちらも参考にして頂ければと思います。

出身作家インタビュー<綾崎隼>


重複するような質問も多いのですが、
少しずつニュアンスも違うので、一つずつ答えてみたいと思います。

最近は小説執筆に関する質問をよく頂きます。
正直なところ、僕みたいな若輩に聞いても……という気もしないでもないのですが。
真摯に回答してみます。



Q1:どうして小説を書くようになったのですか?

小学生の頃に、気付いたら書きたいと思うようになっていました。
とにかく読書が大好きで、毎日、図書館から一冊借りて帰るような男の子だったこともあり、自然な流れで自分でも書きたいと考えるようになっていました。
以来、創作衝動が尽きたことはありません。



Q2:何故、小説家になろうと思ったんですか?

大人は食べていくために働かねばならないので、どうしても仕事に多くの時間を取られてしまいます。
いつまでも小説を書き続けたかったので、小説を仕事にするためにプロを目指しました。



Q3:先生にとって小説とは何ですか?

読むことも、書くことも、生き甲斐です。
小説より楽しいことは僕にはありません。
サッカーも音楽も大好きですけど。



Q4:どのような方法で小説を書いていますか?

物理的な方法であれば、ノートパソコンで書いています。
家で執筆する用のPCと、外出先で執筆する用のPCを使い分けています。
昔から一貫してWordを使っています。


執筆の手順を聞かれている可能性もあるので、そちらも書いてみます。
最近の流れです。

1:ざっくり書きたい物語の内容(『サクリファイス』であれば、離島ミステリー)を編集に伝える。
2:アイデアの反応が良かったら、登場人物やあらすじを、2、3ページでまとめて編集に提出する。プロット1。
3:プロット1にOKが出たら、ラストシーンまでの詳細なあらすじを30~50ページで書く。プロット2。
4:詳細なプロットには全シーンが書かれているので、それを見ながら編集と打ち合わせ。
5:詳細なプロットでOKが出るまで、修正を繰り返す。
6:本編を1、2ヶ月で書いて、編集に提出。没原稿の恐怖に怯える。
7:ストーリーがプロットから変わることがないため、「プロット通りでしたね」という簡素な感想を頂き、没を回避する。
8:さらに2ヶ月ほどかけて、5、6回改稿を繰り返す。
9:原稿、完成。入稿。

こんな感じで、本文の執筆開始から入稿まで、大体4ヶ月くらいかかります。
編集の返事を待っている間に、次の作品のプロットを作るので、執筆中に次回作の話し合いも並行して進んでいます。



Q5:書かずにそのままにしてしまった小説はありますか?

デビュー後に書きかけてやめた作品はありません。
未発表の作品や没作品はあります。
学生時代は書きかけでやめた物語が沢山ありましたが、大人になってからは完成させないと新人賞に投稿出来ないので、極力、最後まで書くようにしていました。
周囲の話を聞いていると、最後まで書き切ることは、とても大切なことのようです。



Q6:今からでも小説家になれますか?

大人になってから小説を書く方も多いですし、いつから始めても遅すぎるということはないのではないでしょうか。



Q7:小説を書けるようになるには、やはり沢山書くしかないのでしょうか?

僕はそうでしたが、処女作でいきなり傑作を書いて受賞してしまうような天才も世の中には存在するので困ったものです。
野崎まどさんもそのタイプだったような。
違ったかな。


Q8:手書きで小説を書くのはやめた方が良いでしょうか?

先輩作家の中には、手で書いてからパソコンに打ち込むという方もいます。
手で書くという行為を経てこそ、生み出される物語もあるのだと思います。
ただ、パソコンで書いた方が修正も楽ですし、打つのも早いはずなので、可能なら切り替えた方が良いように思います。
電撃大賞でも手書きで受賞した方がいましたが、賞金でパソコンを買わせられたそうです。



Q9:どうして作品の舞台が新潟なんですか?

僕が住んでいるからです。
自分の住んだことのある街なら、自信を持って描写出来ますし。
大阪にも住んだことがあるんですが、関西弁が喋れないので舞台にしづらいです。



Q10:登場人物名はどうやってつけていますか?

<過去の記事>でも答えているので、こちらを参考にして頂ければと。



Q11:小説家になろうと思ったきっかけは何ですか?

Q2で回答したように、書き続けるためにプロを目指しました。
学生時代は小説を書いているだけで楽しかったので、投稿を考えませんでした。



Q12:お薦めの小説を教えて下さい。

最近読んだ本では、メディアワークス文庫のこの一冊です。
三秋縋さん著、『三日間の幸福』

久しぶりに鳥肌が立つくらい感動しました。
しかも三秋さん、1990年生まれで物凄く若いのです。
素直に、こういう話を自分でも書いてみたいなと思いました。

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)三日間の幸福 (メディアワークス文庫)
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Q13:将来、どんなところに住みたいですか?

新潟が好きなので、特に住んでみたいところはありません。
住んでみたいわけじゃないけど、一番行きたい街はロンドンです。
サッカーが観たいだけですが。



Q14:演劇に関わることを何かしていましたか?

いえ、していません。
でも、今、学生時代に戻れるとしたら、演劇部かサッカー部のどちらかに入ると思います。



Q15:大学では何学部でしたか?

芸大だったので芸術学部です。



Q16:塾では何の科目を教えていますか?

国語、英語、社会です。
教員免許状を持っている国語が専門です。



Q17:どうして塾講師になったんですか?

早起きしなくて良いからです。
ワールドカップもヨーロッパのサッカーも見放題です。



Q18:洋画は観ますか? どんな作品を観ますか?

洋画も邦画も観ます。
去年から、勉強のために一週間に一本、映画を観るようにしています。
昔からアクション映画をあまり楽しめない性質なので、大抵アクション以外を観ます。
恋愛ものも好んでは観ないです。



Q19:好きな食べ物は何ですか?

パスタと桃です。
グミとポテトチップスも好きです。



Q20:落ち込んだ時はどうしますか?

大人になってからは、あまり落ち込みません。
ただサッカーで贔屓のチームが負けると、哀しくて死にたくなります。
そういう時は、森山直太郎の『生きてることが辛いなら』と、中島美嘉の『僕が死のうと思ったのは』をエンドレスで聴きます。




以上。
これまでに頂いていた質問への回答でした。


次の更新では、『赤と灰色のサクリファイス』&『青と無色のサクリファイス』
<連続放火事件の犯人は誰?>企画のお話を書いてみたいと思います。

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それでは、また!

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