The die is cast.
新刊についてのご報告。
2015-05-15 Fri 22:00
GW明けに新刊を入稿しました。
普段、新刊の告知は出版社からの公式アナウンスがあるまで待つのですが、担当編集にもう話しても良いと言われたので、ブログでもお伝えしますね。


本題の新刊の話になりますが、
次の本は『レッドスワン』の2巻で決まりました。

『レッドスワンの絶命』は5周年記念の単行本だったこともあり、当初は読み切りのつもりで書きました。
サッカーに抱く愛情を詰め込んだ結果、過去最長の厚さになりましたが、自分が描きたかった感情を思う存分に書き切ることも出来ました。
しかし、です。
初稿の完成が近付くにつれ、もっと彼らを描きたい。
どうしてもこの続きを描いてみたいという感情が芽生えてしまいました。

書き始めた当初は、そもそもサッカーを題材にして小説を書くことなんて本当に出来るんだろうか。
という不安で満ちていたのですが、どうしても続きが書きたくなってしまったのです。

とはいえ『レッドスワンの絶命』は単行本であり、
初めてのスポーツ小説ということで、どんな売上になるかもまったく予想がつきませんでした。
そのため発売するまで、そもそも続きを書けるのか否か、まったく分からない状態でした。

しかし、皆様が手に取って下さった結果。
晴れてゴーサインを頂き、この度、ありがたくも二巻目を書きたいという願いが叶いました。
『レッドスワンの絶命』を購入して下さった皆様。
本当に、本当にありがとうございます。

実は続きが書きたくて書きたくてどうしようもなくなっていたので、物凄く嬉しいです。

一冊の本を購入して下さる皆様に感謝の気持ちを抱かないことなどないのですが、
次の本は、過去のどの本にも勝って感謝の気持ちでいっぱいでいます。

レッドスワンの絶命レッドスワンの絶命
(2015/03/24)
綾崎隼

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新刊の話の続きを。

1巻ではインターハイ予選を描きましたが、
2巻では高校サッカー最大の祭典、高校選手権予選の結末までを描きます。

僕はこれまで、読み切りの小説ばかり書いてきたので、
続きを書くのは、実は『ノーブルチルドレン』以来、二度目のことになります。


前の巻より面白くならないのなら、続きものなど書く意味がないと思っています。
そんな気持ちを抱きつつ、ノーブルでは続編を書いていったのですが、
レッドスワンの2巻でも、1巻ではどうしても出来なかったことをやっています。
それは、いわゆる恋愛小説的な部分のお話です。
レッドスワンは青春小説なので、本当は最初から恋模様も絡めたかったのですが、
1巻ではサッカーに関して書きたいことがあまりにも多過ぎて、上っ面しか触れることが出来ませんでした。

しかし、2巻の初稿を読んだ担当編集に、
「(恋愛小説家的な意味で)とうとう本気を出してきましたね」
との言葉を頂く程度には、新刊はその辺りともガッツリと向き合ってきました。

そんなわけで。
レッドスワンの2巻は、<恋とサッカー>2つの命題に向き合った小説となっています。


発売日や正式タイトルについては、出版社のアナウンスがあってから発表したいと思いますが、
ひとまず、皆様のお陰で、今、自分が本当に書きたくて書きたくてどうしようもなかった物語を書けたということをお伝えしたいと思い、長々と綴らせて頂きました。

1巻となる『レッドスワンの絶命』をまだ読んでいないという方にも、ぜひ、この機会に手に取って頂けたら嬉しいです。

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